せった、雷狐というプレイヤーに伝えたい、たまきという人狼プレイヤーがあの日言っていた「初日占いの上げ下げをするべきでない理由」

はじめに

ここの項目では「この理論が正しいか正しくないか」という話をするつもりは一切なく、ただ「たまきというプレイヤーがあの日言っていた事の内容はこういう事ではないか」と言う事を話します。しかしあくまで自分の理解なので、実際の彼の主張とは離れる所はあるかもしれない、という所はご承知頂ければと思います。

  

事の顛末

https://ruru-jinro.net/log5/log437961.html
この村での出来事。
主催のうさはるさんが集めたプレイヤーは、いい感じにるるSkype勢SE勢が混ざった村になり、お互いがお互いのプレイスキルの程度やらスタイルやらを殆ど知らない初対面が多い村になっていました。
この村にてたまきというプレイヤーは初日グレランにて、「占いが噛みやすくなるから占いの信用を上げ下げする主張をするべきではない」と主張。
それに複数人のプレイヤーが反対したものの、その点についての議論はこの時点ではそこまで大きくならず、村内で目立っていた「秋桜さんのCOの遅さ」の議論を中心に回っていました。

しかし感想戦にてこの議論が再燃しました。
SE勢の方の主張は「普段この話から議論発展しているし、占い師の上げ下げをしてはいけないなんて聞いた事がない」みたいな主張だったように思います。
対してたまきさんは「占い師が抜かれやすくなる」と話していましたがこの時この発言の真意は不明で、正直自分も「村か狼かも分からない1グレーが話したセリフに影響されて護衛変えようと思う狩人像は現実的じゃない」と思っていました。が、後日同村した時にたまたまこの理論の真意を知る運びとなりました。

 

たまきという人狼プレイヤーがあの日言っていた「初日占いの上げ下げをするべきでない理由」

 盤面の例示から入ります。

【12A初日】

生存者:ABCDEFGHIJK
A:占いCO C○
B:占いCO D○
C:霊能CO
グレー:EFGHIJK
→K吊り

…例えば昼間の発言でこのような発言が取れたとします。

E:A真目!
F:A真目!
G:非狩っぽい発言
H:…(寡黙)

 

f:id:HotHeart:20171130000222p:plain

 

そしてこの盤面、「I、Jの2狼」だと仮定します。
この時、狼視点で狩人位置とその護衛位置について考察を出し合う時、当然このような会話がなされると予想できます。

【狼視点 12A初日の夜】

I:H狩人はないよね(寡黙で生存意欲薄め)
J:Gからは非狩っぽい発言出てた。
I:残る狩人候補は…「E、F、D」。この3人の誰かが狩人だ!

ここで3人の昼間の発言を思い出してみます。

(D:・・・)
(E:A真目!)
(F:A真目!)
J:EとFのどちらかが狩人ならば、おそらくAを護衛するはず…。
J:よって大体66%+αでB噛みをすれば抜けるんじゃないか? Bを抜こう!

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こういう状況が起こると、たまきというプレイヤーは説明していたのだと思います。
会話によって護衛がブレるとかの話ではなく、初日グレラン情報にて

①自分が狩人っぽい人物であるかどうか

②自分が狩人だとしてどこを護衛するか

の2つの情報を明かしているに近いのではないか、という主張です。よってたまきさんはこの ②を明らかにする事で、狼視点で抜きやすい占いはどちらかが分かりやすくなっているのではないか と主張しています。
ただしこの狼が行っている護衛箇所推理の前提には「狩人は、昼間話した真目占いをそのまま護衛する確率が高い」というものがあります。
たまきさんにここについて聞いた所「発言レベルによって素直に護衛するのか、実際昼間言った真目位置とは逆の位置を敢えて護衛するのかは変わる。玄人であれば意図的にある占いを真上げし、実際の護衛はその逆の占いというケースはある」との事でした。

  

自分の考え

これを踏まえ、自分は「こういった負の側面もあるが正の側面もあるため、占いについて初日触れるのを一律に禁止するべきではない」と考えています。
正の側面は具体的に挙げるのは難しいですが、初日占いについての触れ方や触れるタイミング等が、村人達が狼を探すヒントになったり、また初日の話題のきっかけになったりするという部分です。
しかし完全に比較してどちらが良いかについては結論が出ていない問題の一つではありますので、いずれ機会があれば取り組んで行きたいと考えています。

  

まとめ

初日占いの上げ下げを巡って議論が起こりましたが、当時の議論は平行線だったかと思います。そしてその議論内では、自分も含め双方の主張が理解され合った状態ではなかったように感じていました。しかしたまたま自分は「反対派の理論の真意」に気づくタイミングがあったので、賛成派の理論の真意を理解した上で比較考察してみたいと考えています。
この文章が、賛成派にとって理解のための一助となれば幸いです。